さて、丁度10日前の3/15(土)、富田は前日出張した富山から金沢に移動しました。
目的は、その日の午後、市内の老舗料亭「壽屋」さんで開催された立花岳志さん(以下、たちさん)が主催されたセミナー「月間160万PVブロガーが教える 読まれ、引き寄せ、売れる! アクセス10倍アップ ブログ & SNS講座」に参加することでした。
その会場で、たちさんの新刊「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」を全国に先駆けて購入することができたのです。
今回から、この新刊を読み終わって感じたことを書いてみたいと思います。今日はこの新刊の第1章についてです。
表紙と目次構成
ビジネス書・自己啓発書に分類するならば、この新刊は、一目見てデザイン性豊かな表紙と凝った装丁、特に目次にエッセンスが凝縮されているな、と思いました。
目次を一通り読んでいくだけで、タイトルから連想されやすいであろう脱サラしてフリーになるためのノウハウ本ではないんだな、ということが分かります。
変われないという思い込みを捨てる勇気
第1章は「ワークスタイルに自由を与える」です。目次にある通り、01〜08のセクションに分かれています。
各セクションの始まりには、次のようにセクションタイトルと共に、下に小さくサブタイトルが記載されています。このサブタイトルがまた効いているのです。
例えば、この06 (BLOCK) では、過去に囚われず現在の意思と行動を変えることの大事さについて書かれています。
過去、高校受験や大学受験に失敗した経験があり、そのことが原因で希望する企業に就職できないと思い込んでいる人がいた場合、その人は過去をひきずり、その延長線上にしか未来を描けていないと指摘します。
そうではなく、過去は過去として決別し、現在の自分がきちんとした意思を持ち、目標に向かって行動を起こすことで「変われる」のだと説いています。
このセクションのサブタイトル「変われないという思い込みを捨てる勇気を自分に与える。」ということですね。
結果責任をすべて自分が負う「覚悟」と行動する「勇気」
このブログで何回も採り上げているアドラー心理学の「嫌われる勇気」。他者からどのように思われようと、本当の自分自身を貫いて生きる勇気。
そして、社会人版キムゼミで得た学び。目的を外面化するのではなく内面化し、不可抗力に抗わず可抗力だけに対処すること。
それは結果について、他者のせいにしたり言い訳をしたりすることを許さず、すべての責任を自分が負うことを意味する。その覚悟によって、自立した自由が手に入る。
そして、この新刊でたちさんが説く「変われないという思い込みを捨てる勇気を持つ」こと。
いずれも、この時代にあって自分自身を見失わず、いたずらに周囲に迎合せず流されず、そして自分だけの軸を持ち、あくまでチャレンジを諦めないことの大切さに通じるものだと思います。
金沢のセミナーの最後に、たちさんが紹介されたスティーブ・ジョブズの言葉が改めて響きます。
「Your time is limited,
so don’t waste it living
someone else’s life. 」
「あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして
無駄に過ごしてはいけない。」
(2005年スタンフォード大学卒業式における伝説のスピーチより)
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さて、今日はここまでにします。次回は、この新刊第2章を読んで感じたことについて書きたいと思います。
ではまた!(^_^)
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(2014.3.25記)